谷食糧

採用情報

製造担当

2014年4月入社

高校を卒業後、新卒で谷食糧に入社しました。
高校時代は電気技術工学を専攻していて、同級生の中には県外の大企業に就職をする人も多かったけれども、私自身は地元の企業への就職を希望していました。
進路指導の先生から薦めていただいた谷食糧は、自宅からも通いやすく、また待遇面でも魅力を感じたので入社を希望し、採用していただきました。

入社して配属されたのはミキサー工程の現場で、産地や品種の異なる原材料をレシピ通りに正しく配合することが任務となります。
谷食糧ではお客様のニーズに合わせて数多くの種類のそば粉を作っています。
まず、それらの商品や原材料の性質についての知識を身につけていきました。
そして、さまざまな特徴を持つ原材料たちをただ混ぜたらいいのではなく、混ぜる順番や段取りも大切です。
例えば、色合い。
色の濃いそば粉の後に白いそば粉を混ぜると、黒っぽい色合いになってしまい、それはクレームにつながります。
そうならないために、しっかり段取りを考え工程を組んでいくことがとても重要です。
配属されてしばらくは先輩について見よう見まねで、ひとつひとつこなしていくだけで精一杯でした。

小さな失敗を重ねながら自分の知恵や知識として蓄積し、少しずつ現場を任されるようになり、今では後輩の指導も任されるようになりました。
人に教える立場となって、改めて必要なことを分かりやすく伝え理解して行動してもらうことの難しさを感じています。
一方で、自分が成長する過程で周りの人にとても助けられていたということを実感しました。
たくさん失敗をしてきたけれども、いつも頭ごなしで怒るのではなく、なぜそうなったかについてきちんと耳を傾け、次に未然に防ぐ策を現場のみんなで知恵を出し助けていてくれたのだなと。
自分もそういったおおらかな気持ちで後輩に接して、共に良いものづくりをしていきたいと思っています。

「ざっくばらんで風通しの良い社風だな」というのが、就職活動中に初めて会社を訪れた時受けた印象で、今でもそのイメージは変わりません。
勤務中はみんなで力を合わせて集中してしっかり働き、就業後は自分の時間もきちんと持てるところもありがたいです。
同僚や先輩とも仲が良く、プライベートではとある先輩に影響を受けて釣りをはじめました。
徳島は釣りにうってつけの海や川が多いので、社会人になってから新しい楽しみができました。

この頃ふと思うのが、学生時代に習得した電気の知識や技術を谷食糧のものづくりで生かしていくことができないか、ということです。
谷食糧は機械や設備がとても充実していて、それがお客様のニーズに合わせた細やかなものづくりを支えています。
そういった機械や設備に関する電気まわりのことについても、今後身に付けるチャンスがあれば挑戦をしていきたいと思っています。

谷食糧ではたらく人々

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